ありのままの五感便り No.2
暑い暑いと言っていたのに、急に寒くなり震えていますが、気がつけば「秋」がなくなっていますね。イヤ、短くて感傷に浸る期間が短かったと言うべきなのか?メルマガ2回目です。
初回に送った皆様から多くの感想を頂きありがとうございました。
意外だったのは「不定期です」と書いた事に好感を頂きました。
私のわがままを認めてくださり本当に感謝です。
さて、何を書こうかと思いましたがやはり主人の事を書いておきたいと思います。
今年78歳の主人は寡黙な昔職人です。今もコツコツと会社に来て3時頃まで仕事をこなします。
若いときはよくケンカもしましたが今は会話もあまりありませんが、バタバタして一向にじっとしない私を自由にさせてくれます。
昔、ホワイトカラー、ブルーカラーという言葉で仕事を別けていたころは見えなかった主人の世界が㈱カネタを背負った時に見えたもの、それは日本の高度成長を担ってきたのは大手企業ではなく、こういう町工場の技術だったんだという事でした。
その彼が、定年を迎え若い後輩に工場長を譲り一歩退いたときにぽつりとつぶやいたのが「これからの若い人は苦労するな~。仕方ないがこれが世の流れだ」という言葉でした。
振り返ってみると、要所,要所でドキッとする言葉や的確な指摘をされました。
その時は反発もしましたが、この歳になると理解もできますし,一目も二目もおいてしまいます。
これからの彼の人生が大好きな孫たちに囲まれた穏やかな日々である事を願っていますが、それをかき乱すのが私なんですよね。あ~ぁ❣

カネタのパンフレットには主人の瞳・手が大きく掲載しております
㈱カネタは10月19日に摂津市のオープンファクトリーに参加しました!
摂津市の5か所の製造工場を子供たちに公開する取組です。
生憎の雨の日になりましたが、100名を超える親子連れが来てくれました。
摂津市の初めての取り組みでしたが、社員達がしっかり準備をして、多分にリハーサルも何度も重ねて一生懸命に取り組んでいる姿に感動しました。
ワークショップもあり、日本一に輝いた星翔高等学校のドローンサッカーチームの体験会ありと楽しい一日でした。
そしててきぱきと動く社員たちを誇らしく感じた一日でもありました。
今後も様々な機会を生かし、カネタの仕事や技を伝えていければと思います。